2016年3月アーカイブ

フィラリア薬の開発されたことによって、世界中の犬猫の寿命が倍ぐらいに伸びたと言われています。

とりわけ、1978年以後、イベルメクチンが発明されてから、犬猫の体調に負担をあまりかけることなく、フィラリアを駆除できるようになった。

実は、このイベルメクチンを発見したのは昨年ノーベル賞医学生理学部門受賞者わが山梨県人の大村智先生である。

ちょうど私は20年前に犬屋さんになった頃、ロータリクラブの例会に大村先生の講演を拝聴させていただいた。

先生の講義が淡々として、単なる自分の研究内容を皆さんに発表するというより、雑談というような雰囲気だったが、しがし、私はこの先生はいつか絶対にノーベル賞を獲得に違いないと確信した。

(誰か私をノーベル賞選考委員会メンバーになるように推薦して頂戴!)

先生の発明について、昨年受賞された頃、各マスコミにおいておおいに報道された。

先生の発明によって、人間、とくにアフリカの子供が糸状線虫の感染から、目、心臓そして命を何十万何百万も救われた。

そればかりではない。

犬、猫はフィラリ感染から救われた。

人間、動物はダニの感染から救われた。

人間、動物は疥癬(カイセン)感染から救われた。

動物は糞線虫感染から救われた。

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本店所在地 〒400-0812 山梨県甲府市和戸町763 TEL : 055-230-2070

一般的に、フィラリア予防の話となると、ペット好きな方がだいたい犬のフィラリア予防を連想するでしょう。

しかし、実は皆様の可愛がっている犬のみならず、
猫、フェレット、ウサギなども同じように蚊に刺さられる。

もし、その蚊がフィラリアのキャリアであるならば、刺さられたペットが感染される。

迅速に対応しないと、やがて、ペットはフィラリアの犠牲者になりかねない。

昔、はっきりした四季があって、冬には蚊が冬眠。

しかし、今は地球温暖化と関連があるかどうかわかりませんが、冬でも蚊が動いている。

例年ですと、山梨のフィライアの第一陣が5月10日前後と動物病院から連絡がありますが、今年暖冬のため、おそらく、それより早いのではないかのように気がする。



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