一体、犬の一食にどのぐらいの餌を与えばよいでようか。
以前、ここで綴ったことがあります。
その判断方法のもう一つは犬の大便の回数も挙げられます。
健康な子犬の場合一日5.6回は目安ですね。
これ以上ウンチするとご飯が与えすぎ!
成犬だとすると一日2.3回、理想は2回です。
けっしてご飯をたくさんやればやるほどいいということではない
この頃ペットの成人病の言い方さえあります。
いずれペットの食事内容、量と関連性があるとお医者様が警鐘を
鳴らしています。
即ち、与える食事の量が愛犬、愛猫その他の大事な家族の寿命と繋がっている
真剣なことです。
さて明日からでもペット、特に愛犬のウンチの回数を記録してみてください。
では、ご機嫌よう!
犬の食事の栄養状況を判断するパラメーターは毛質、すなわち毛艶ですね。
毛艶が良ければ、愛犬に与えている餌は良い餌だと理解すればいいと思います。
毛質が悪く、触るとざらざらでしたら、病気の恐れがないと医者の判断があれば、間違いなく餌が悪
いでしょう。
その時は、良質の餌に変えるか、或は鳥のささみの素茹で、牛肉の素茹でを月に数回あたえば、艶
の回復が期待できます。
人間にとって、髪の毛は一本一本大事ですね。
犬も同じですよ。
犬用のおやつはたくさん市販されてます。
どのおやつ製造商もそれなりに努力して世の為に嗜好性の高い商品を開発。
その理由でおやつの種類も百花繚乱。
はっきり言ってどの商品もOK
ですが
その商品を指でおっても折れないようなものをやめてください。
13年のことです。
私が身延町に大型犬の出張訓練をしていました。
ある日の夜12時前後、クライアント様から電話がかかってきました。
犬が小指ぐらいの大きさのおやつを飲み込み、喉に突っかかてて、呼吸困難になりました。どうにか助けてくれと言われました。
当時は県内にその時間に営業する病院はありませんでした。
私は急いで身延に向かいました。
今みたいに立派な道路ではない時代のため、お家に着くにはそれほど時間がかかりました。
着いてみたら犬は息が荒くかつ不規則で苦しそうでした。
私は直接犬の口に手を入れ、そのおやつをまるごとに取り出しました。
当然手も噛まれましたが、数分後犬が元気に戻りました。
・・・・・・
皆さん、柔らかいおやつを犬に与えたほうがいいよ。
では御機嫌よう!
犬の平均寿命は13.8歳だそうです。
この数字は日本のペットフードの普及と犬のフィラリア予防の功績以外は何にもありません。
フィラリア予防は現在、愛犬家の常識になっていてようですが、残念ながら人間の残飯整理をさせて
いる飼い主さんはまた多数おられるようです。
残ったおかずがもったいないから犬に与える
そうするといぬの餌代は浮いてくるから
しかし、犬はこのように扱われて、やがて病気になります。
病気したら、病院代は餌代の何十倍、何百倍もなります。
人間の食事を長期摂収によっての病気は内臓にダメージを及ぶすケースが多いらしく、治らないこと
もしばしばだそうです。
皆様、愛犬にも長生きさせるために、その残飯整理をやめて頂けませんか。
では御機嫌よう!