皆様：
ご機嫌いかがですか。
今日はお盆です。
何年ぶりにこのような穏やかなお盆を過ごしていることでしょう。
平和って、美しいもんですね！
さて、噛み癖コーギのお話は今日で終了したいと思います。
では、具体的に何を私はやったかと申しますと。
3か月かけて、犬の噛み癖を治しました。
第1月目、リラックス・マッサージ。
出張訓練のために週に3回しか行うことができません。
伺う度に長さ４０センチの特殊な厚い皮製の手袋を嵌めて
コーギーのマッサージを行う。
目的：人間の手は優しいものだよと犬に伝え、感じさせ、
理解してもらう。
この月の前半は絶対に飼い主にやらせない。
後半は、刷り込み法で飼い主と共同で行う。
第2月目、飼い主様は私がいない時にも同じように犬を触れるように
なってから、正しく飼い主と一緒に犬のお散歩。
正しくというのは、徹底的に3原則
左脚側原則
人間の足の爪先より犬が後ろに原則
犬にご褒美のおやつを与えない原則
いたって簡単、お客さまも納得。
第3月目、飼い主様は手袋をはめなくても犬を触れるようになったら
お座り、伏せ、待って・・・など子犬が最初にお家に来る１週間の時
に教えるべきだったことを飼い主様に教え、そして、やってもらう。
実はこの作業をチームプレーです。
飼い主様の奮闘ぶりのスト―リーはかなり濃く、短編も書けるでしょう。
結果として犬はお利口になりました。
なぜかというと飼い主さんの奥様は夏に半袖の洋服を着たいだけ。
その目的を達成するために奥様は忠実にわたしの言うことを納得したうえ
繰る返し練習の日々・・・・・・
追伸： 1.このコーギーはまだ健在。
2.私は邪道なトレーナーです。所謂訓練士ではございません。
最盛期に年間５１匹をしつけたがおやつのご褒美はやりません。
3.おやつで犬との取引は当訓練教室では行っておりません。
では、御機嫌よう！
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