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フィラリア薬と蚊とり線香の違いの答え

昨日、私のブログをご覧になった方から、どうしてフィラリアの薬を与えているのに、また蚊とり線香をつける必要があるの?との質問が入りました。

ご質問お寄せ下さいまして、御礼申し上げます。

お答えします。

    フィラリア薬はフィラリアキャリアの蚊に刺されても犬猫の体内に成虫させない、
    及び既にミクロフィラリアが成虫したがそれを死滅させるための目的であります。

    フィラリア薬を与えているからと言って、蚊に刺されないことはありません。

    まったく相いれない別問題です。

    ミクロフィラリアを持つ蚊は蚊の数の10分の1、一割です。
    自然界に蚊の数は星の数の如く数え切れない。
    だから、この一割は恐ろしい数字です。

    蚊に刺されると、犬猫は痒いから、刺された場所を掻いたり、噛んだりします。
    腫れる、いらいらする、もともと人を噛まない犬は突然人を噛む恐れさえあります。
    患部は化膿、蠅が来る、産卵・・・
    悪いシナリオが待って入る。

従って、フィラリア薬を与えている犬にも蚊とり処置を講じるようをしっかり心がけてくださいね。

ご機嫌よう。

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