2か月前に販売したトイ・プードルさんは今日シャンプーしに来ました。
ますます可愛くて、キュートで性格は熱烈。
しかし、歯を見たら大変な状況でした。
乳歯は外輪に残ったまま、永久歯が内輪に生成し、
2種類の歯は共存共栄に固定したまま。
いわゆる乱歯。
見た目はグロテスクほど怖い。
原因はすぐ解りましたが、念のため、お客様にこう聞きました。
問: 「ワンチャンにドライ・フードを与えていますか」
答: 「いえ、ドッグフードを全然食べないから、毎日缶詰しか与えていませんよ」
案の定です。もしきちんとドライのままを犬に与えると乳歯は離脱前にぐらぐらするから、ドライフードの働きで正常に抜けるはず。
しかし、缶詰ばかりを与えると内容物が柔らかいため、乳歯の離脱になんの促進作用もしないので、その結果、上記の乱歯になってしまいます。
この場合、手術が必要です。しかも、高価。
しかし、病気ではないので、動物保険適用外です!
皆様、こうならないように一日も早くドッグ・フードの原型のままで愛犬に与えてください。
元気の犬ならドッグ・フードを食べないはずがない。
愛犬家の溺愛、イヌの擬人化などはドライ・フードを食べない原因です。
(加えて申し上げますと、当社の場合、すべての販売用の犬猫はドライ・フードを食べるようになってからお客様にお渡しするようにしています。)
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