この数年間、飼い主さんから以下のような依頼や相談を多数いただきました。
お散歩中、愛犬に引っ張られて、転んで怪我したため、犬を治しほしい。
状況をお尋ねすると、その中の殆んどに犬を外に連れて行かないとウンチしないという共通点が。
たとえ飼い主さんが風邪をひこうが、インフルエンザにかかかって寝込もうが、外が大雨、大雪であろうが、かまわず犬は吠えて外に連れてほしいと騒ぎます。
結局、飼い主さんはどんなに体調が悪くても、仕方なくお散歩に出掛けなければなりません。
これはいわゆる「逆しつけ」ですね。主従関係の逆転です。
では、どうすればこの「逆しつけ」を克服できるのでしょうか。
方法はいろいろありますが、私は次のように飼い主さんに伝えています。
仔犬の時、室内小型犬を飼っている場合は、なるべく家の中の決まっているトイレコーナーに排泄させる。
中型犬以上であれば、犬を庭或いはお住まいの周辺に排泄させる習慣を身につけるようにしつけを行うべきだと思います。
このようなしつけの方法で、飼い主さんは実に楽に犬をコントロールすることができ、完全に飼い主の都合の中で犬を楽しませることができます。
わざわざ家の遠くまで行って排泄させる必要はありません。
次回、早くトイレを覚えさせる方法を書きます。
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