マリンは私が8年前、長野県にあるホームセンター内ショップを経営した時に販売した女の子のダックスフントの名前です。
6匹の兄弟の中に、この子は胸に白い毛が少し入ってて目が大きく、実に美人。
飼い主様一家は農家を営んで、毎日朝早くから畑に出て、夜遅く家に帰る。
たくさんの美味しいフルーツを消費者のために作っていらしゃっています。
まさに「粒粒皆辛苦」!
一方、マリンちゃんは家で静かに飼い主を待ていて、「パパとママが帰ってきたら、癒してあげるね」と言っているようなお利口さん。
マリンちゃんの美容はうちの従業員が担当、一連の美容作業に良く協力してくれる手がかからない優秀犬。
私は長野店を閉じる前によくマリンちゃんを抱っこする飼い主さんと店頭で顔合わせした。
マリンちゃんは年齢とともに益々綺麗になり、飼い主様はどれほどマリンのことを愛しているかはしみじみ感じさせられました。
ところが、昨年、マリンは不慮の車事故で亡くなりました。
たった8年の生涯。
飼い主さんは言葉で表すことが出来ないほどの悲しみを背負って、やっと今年の2月7日に私に連絡をしてくださいました。
電話口でマリンちゃんのお母さんは言葉を詰まらせた。
私は丁度その時中国に居て、この連絡を聞いたら思わず涙を飲み込んでいました。
そして今日、マリンのご家族はわざわざ遠い長野県から私の本店にいらしてくださいました。
マリンちゃんの小さい頃から大きくなった成長記録を綴る立派な厚い写真集を見せてくださいました。
マリンちゃんありがとう!
飼い主様ありがとう!
マリンちゃんのことをしっかりと肝に銘じ、一生懸命良い犬を世の為に作成するよう気持ちを新たにする決心をここで記する。
平成26年2月28日大安の日