やっと涼しい秋風が吹き始めました。爽快!
嬉しい反面、一年の終わりも告げようとすることを考えると少し寂しい気持ちもじわじわと浮き上がる。
さて、先ほどお客様に聞かれました。
「蚊取り線香をずっと焚いているから、フィラリアの薬はもうしなくてもいいでしょう」
答えはNOですね。
まず、蚊取り線香もし燃え切れて、瞬時追加しなければ、犬は蚊に刺される可能性があります。
もうひとつ、今からの蚊は自分の子孫を残すために、一年中もっとも必死に動物の血を猛烈に吸う時期です。仮に蚊取り線香が燃えても、蚊の中の猛者もしいるとすれば犬は当然刺されます。
逆に、フィラリアの薬を犬に与えているから、蚊取り線香をやらなければいいか?
それもだめですね。
なぜなら、フィラリアの薬はあくまでも犬の体内にフィラリアの予防もしくは虫の殺滅に有効ですが、それを与えたからと言って犬が蚊に刺されないとは全く別問題です。犬が刺されたら当然痒いし、化膿する場合さえあります。人間が蚊に刺されたと同じくつらいです。
ですので、フィラリアの薬を犬に与えているとしても蚊取り線香も犬小屋の近くに焚いてください。