もう5月に入りました。暦は立夏となります。
この季節に、皆様のご愛犬のフィラリア予防とノミそしてマダニ予防をきちんとしましたか?
昔かし、正確にいうとつい十数年前まで、日本中いや全世界中の犬がミクロフィラリアが原因のた めわずか数歳で早く命が奪われました。
それを治療する為に劇薬のヒ素系の薬でフィラリアの成虫を駆除しかありませんでした。
非常にリスクの大きい治療だったそうです。
そこで、イベルメクチン(ivermectin)というアメリカ製の薬が登場。
それによって全世界の犬がフィラリアから救われ、平均寿命も13.8歳(日本の場合)と伸びました。
このイベルメクチンはフィラリアだけではなく人間の疥癬、ダニそして線虫にも効きます。
アメリカって、すごいですね。
実は、このイベルメクチンを発明したのは日本人です!
しかも、わが山梨県韮崎市に生まれ、山梨大学卒業の大村 智博士です。
詳しい情報はyahooで犬のフィラリアorイベルメクチン欄をご検索なさってください。
数年前、ある講演会にて先生のご講演を拝聴したことがありまして、そこで初めてこの事実を知りました。びっくり仰天!(@_@;)当時の気持ちです。チベット語で言うと五体投地。
ペットにとって、神様より大村先生のほうがもっと偉大です!
先生は東京の大学を退官後、地元韮崎に私財を投じて美術館を道楽におやりになっているので、皆様、ご愛犬のフィラリア予防注射の後に韮崎の大村 智美術館にもお足を運んでください。